TKが資産運用はじめてみた

普通のサラリーマンTKが40才を過ぎて資産運用を真剣に考えてみました。果たしてどのように運用し、また結果が出せるのかを綴っていきます。今のところiDeCo、積立NISA、ロボアド、仮想通貨に関心あり。たまに趣味の話もありますが・・・

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リップル副社長が語るアジアと西洋のデジタルマーケットの違い❗最新仮想通貨情報　ポジティブ＆ネガティブ情報まとめ

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海外記事の翻訳と私見を交えてお届けします。

 

 

TKです。

 現在開催されているBrainstorm Tech 2018 カンファレンスで、リップル社副社長であるAsheesh Birla氏は、新興市場で採用されているXRPトークンと、銀行業界がブロックチェーン技術とそのアプリケーションを嫌う理由について議論をしました。

 

彼は、デジタルマーケットの採用がアジア市場は欧米市場に比べて大きく異なる理由についてコメントしました。彼によると、理由は純粋にこれらの地理的な差とその地域の人々の心理によるものであるという。

 

アジア市場などの限られた地域で展開している新興銀行は、仮想通貨は大きな成長へ導いてくれる可能性のある新しい形態のプラットフォームとして仮想通貨を捉えています。

しかしHSBCやシティバンクなどの世界的大手銀行には既に確立されたユーザー基盤があり、それらのブロックチェーン技術の採用は将来のアプリケーションというよりは、まだ実験的な段階であると考えています。

 

一方で、大手銀行は新興銀行が仮想通貨のプラットフォームの行方を注視しており、成功の兆しが現れれば、即座に参入する準備をしています。

それが、現状仮想通貨を取り巻く銀行の集団心理です。

 

すなわち、一度銀行の仮想通貨への参入で成功実例ができると、次々と銀行への導入が進められるということです。

 

ただし、仮想通貨には大きな課題があるといいます。

世界経済フォーラムが発表した報告書によると

「この仮想通貨市場の最悪のシナリオは、中央銀行が仮想通貨の取引や保有を違法と決定することである。実際には、組織や人に管理されていない、また中央の決済機関を経由しない仮想通貨を、違法と強制的に実施するのは難しいでしょう。しかし、先例がある。 1933年には、フランクリン・ルーズベルト大統領が金塊を犯罪とし、すべてのアメリカ人に金塊を連邦準備制度に引き渡すよう求めました。」

そのように、人々は誰にも保証されない仮想通貨に対して不安をもっており、それが銀行が法定通貨のように、BTCやXRPのようなブロックチェーン技術の導入を難しくしています。

 

ただし、一般人にとっては、仮想通貨（ブロックチェーン技術）が非常に有益であり、その理由について、「国境を越えた取引は、送信者と受信者がネットワークを介して送信される金額について心配する必要がなく、より簡単で効率的になる」と述べました。

 

 

彼は言いました。

「米国の誰かがメキシコの誰かに100ドルを送ろうとしているとしよう。ブロックチェイン技術では$ 100が同等のペソに意識せずとも変換されるので、その人はメキシコの人が受け取った金額について心配する必要はありません。それは両者にとって、とてもWinーWinな状況だ」

 

Birla氏はまた、大手銀行が新興市場での良い足場を得るために、ブロックチェーン技術の採用を進めていく必要があるという事実を既に認識しているとコメントしています。

同氏は、仮想通貨（ブロックチェーン技術）を使うことにより、国際送金体系の摩擦を減らすして、より効率的にすることができると述べた。

 

彼の感情と信念は、日本、中国、フィリピンなどの非西洋諸国の国々で、仮想通貨市場を本格化するため政策や規制の様々な変更が行われており、仮想通貨分野が徐々に活気づいてきているという事実に裏付けられているのです。

 

リップルは、2018年の最終四半期(10月から12月)にRippleNetの技術とXRPが銀行機関に採用されるとと述べています。

これは、決定事項と考えて問題ないでしょう。

今回のBirla氏の議論は、それが成功すれば世界的大手銀行もこぞって仮想通貨へ参入してくることへの確信を表しています。

それはリップルから始まるでしょう。

 

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